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遺産の取り分

相続人が新たに生まれることも

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相続放棄をすると本人以外にも影響が及びます。例えば、遺産の取り分が増えることです。相続人が一人減るのですから、その分他の者の取り分は増えます。 ケースによっては新しい相続人が生まれることもあります。例えば、相続人が配偶者と子一人だったとします。子が放棄すると、相続人は配偶者のみとなるわけではありません。子の次の親に相続権は移ることになります。親がいなければ祖父母に移ります。祖父母もいなければ兄弟姉妹に相続権は移ることになります。 このように、相続放棄をすることで、相続人が新たに誕生することがあります。しかし、当の本人は相続放棄の事実を知らず、相続人になったなんてことに気付かないことがあります。相続放棄をする際は、次に相続人になる者に、連絡するようにしましょう。

孫が相続権を得るには

相続放棄によって相続権が移ることがありますが、注意したいことがあります。それは、孫には移らないということです。 先ほどの例で、相続放棄をした子に子供がいたとします。故人から見れば孫に当たります。子が相続放棄をしても、この孫に相続権が移ることはありません。 孫に相続権が移るには、子が故人よりも先に死亡している必要があります。子が亡くなってしまっているので、その子である孫に、子の相続権を移すというものです。ですが、相続放棄をすれば移す相続権がなくなってしまいます。結果、孫が相続権を得ることにはならないのです。 ただし、相続権を取得させる方法がないわけではありません。その方法とは、故人の養子にすることです。この場合、子として相続人になることができます。覚えておきましょう。